リース契約満了時、お客様のご希望により①お車の返却/②お車の買取り/③再リースのいずれかを選べます。

カーリースの契約満了後、車は買い取れる? 返却・買取り・再リースの3つの選択肢
監修者

日産自動車、フォルクスワーゲン・ファイナンシャルサービス・トヨタ自動車グループ会社にて、オートローン・リース・保険商品開発に従事した後、エンキロでカーライフプランナーを務める。
エンキロで気に入った車に乗ったあと、「この車、契約が終わったら買い取れるのか」と思われる方がいます。
結論から言うと、買い取れます。 契約満了時に選べるのは3つで、買取りはそのひとつです。
このページでは、3つの選択肢と価格の決まり方を先にご説明します。「もらえるカーリース」との違い、残価やオープンエンド精算といった仕組みの話までまとめました。
契約満了時の選択肢は、お車の返却/お車の買取り/再リース
| ① 返却 | 車を返す。次の車に乗り換える。 | 精算あり(返金の場合もあります) |
| ② 買取り | 車を自分の名義にして、同じ車に乗り続ける。 | 残価 − 支払い済み距離料金で買取り |
| ③ 再リース | 再度リース契約をして、同じ車に乗り続ける。 | 引き続き月々の支払い |
契約時に決めておく必要はありません。 リース契約満了の2か月前を目安に、リース会社(株式会社エース・オートリース、PLS株式会社)から「リース期間満了のお知らせ」をご郵送します。そこからご検討いただけます。
買取価格は「残価 − 支払った距離料金」
「気に入ったからこのまま乗り続けたい」と思ったときに選べる選択肢は「買取り」と「再リース」の二つがあります。
「再リース」の契約金額については、契約年数・プラン・車種によって変わるのでカーライフプランナーにご確認ください。
「買取り」の金額は、以下の計算式で決まります。
買取価格 = 契約時に設定した残存価格 − お支払いいただいた距離料金の一部※
※距離料金から、お支払いいただいた総額のうち税金・経費等を差し引いた額
残存価格は、契約時に「◯年後、この車はこれくらいで売れるだろう」と見込んで決めた金額です。そこから、既に毎月お支払いいただいた距離料金の一部が差し引かれます。
つまり、たくさん走った方ほど、その車を安く買い取れるということです。残価の一部を距離料金で既に払い終えているからです。
精算金額は「契約満了時の市場価格-(契約時の残価+支払い済みの距離料金)」
返却する場合はまずお車を査定して、その時点での価値を算出します。
その査定額に、リース期間中にお支払いいただいた距離料金の一部を合計して精算金額を決めます。計算式は以下のとおりです。
精算金額 = (契約時に設定した残存価格+お支払いいただいた距離料金の一部※)-査定額
※距離料金から、お支払いいただいた総額のうち税金・経費等を差し引いた額
査定額が【契約時の残価 + 距離料金】を上回った場合は差額をご返金、下回った場合はご請求となります。
契約満了時に車の価値が想定通りで、かつ走行距離とプランが釣り合っていれば精算の金額は小さくなります。
しかし将来の残価を完全に予測することはできないので、精算が不安な方向けに、差額精算のない残価保証プランもご用意しています。
将来の精算の不安を減らすために、リセールバリューが安定しやすい車を選ぶというのも一つの手です。エンキロでは、アルファードなどの人気車種にさらにリセールバリューを安定させる豪華オプションをつけたお得な商品もご用意しています。
買取り VS 「もらえるカーリース」
ここで「最後に車がもらえるプランのほうが良いのでは?」と思われた方もいると思いますので、手段としての違いを比べます。
「もらえる」の仕組みは、残価をゼロに設定し、車両価格の全額を契約期間で払い切ることです。ローンと違うのは、初期費用が不要で契約期間中の税金などの諸費用をリース会社が払ってくれるので始めやすい、という点です。
つまり「もらえる」は、車をもらえる仕組みというよりは、リース契約の中で車体料金を全額払い切る仕組みです。
安い月額料金で全額を払い切るには時間が要ります。 もらうためには、長い契約が必要になり、一定期間解約ができません。
主要なサービスの条件を、各社公式サイトの記載から並べます。
| サービス | もらえる条件 | 契約期間 |
|---|---|---|
| 定額カルモくん | 7年以上の契約+「もらえるオプション」加入 | 〜11年 |
| オリックス いまのりナイン | 契約期間満了後に自分のものに | 9年が基本契約 |
| ニコノリ | もらえるパックあり | 9年が基本契約 |
| エンキロ | 満了時に買取り | 3〜11年 |
※各社公式サイトの記載より(2026年9月時点)。条件は変更される場合があります。詳細は各社にご確認ください。
1. 「もらう」には7年以上の契約が前提となる
定額カルモくんは7年以上の契約が条件、いまのりナインとニコノリのもらえるパックは9年が基本契約です。もらうためには、長期間の契約が必要です。
2. カーリースは一定期間、中途解約できない
ニコノリ、定額カルモくんは原則中途解約できません。オリックスは7年経過後は解約金なしで解約・車の返却可能ですが、7年未満は中途解約金が必要です。
ちなみにエンキロも原則中途解約はできません(※リース会社と協議のうえ、違約金を支払えば可能)。カーリースは一定期間解約できないのが一般的です。
つまり、もらえるリースを契約するとかなり長い期間、同じ車に同じ月額で乗り続けることになります。支出が読めるので安心ですが、7年や9年という長期契約がご自身のカーライフに合っているか、よく考える必要があります。
- 子どもが増えて、チャイルドシートが2つ必要になるかもしれない
- 逆に、子どもが独立してミニバンが要らなくなるかもしれない
- 転勤で、駐車場代が倍になる街に移るかもしれない
- 免許を返納して車に乗らなくなるかもしれない
また、もらった車を売却したくなった時は、自分で買取業者を探して手配する手間もかかります。
エンキロは、所有を「後から」決められる
エンキロの契約期間は3年から11年まで選べます。
まず3年で契約しておくと、3年後に柔軟な選択が可能になります。
- 気に入ったので自分の名義にして乗り続けたい → 買い取る
- 乗り続けたいが、まとまった支払いは避けたい → 再リース
- 生活が変わったから、別の車がいい → 返却して乗り換える
先に長期間の保有を決めるのではなく、3年後の自分に決めさせることができます。
特に人気の車種は3年後の残価が高く、リース料を低く抑えられる傾向にあるので、より選択肢が広がります。
また、最初から買い取りたくなるような魅力的な車を選ぶのも賢い選択です。中古車市場で評価される車両は、そのまま残価に織り込めます。残価が上がると月額が下がります。
リセールバリューが安定しやすい魅力的なオプションをつけたお車のご案内はこちら。
数年後の気持ちも、家族構成も、相場も、いまは分かりません。分からないものを、いま決めずに済ませられるのがリース契約です。 次の乗り方を決めるのは、満了の2か月前からで構いません。
オープンエンド方式をもっと詳しく解説
3つの選択肢と金額の決まり方は、ここまでで全部です。 この先は「なぜそうなるのか」をもっと詳しく知りたい方向けに、精算の仕組みと残価の考え方を説明します。
エンキロのリースはオープンエンド方式
エンキロのリース契約はオープンエンド方式です。満了時に精算がある方式、と理解してください。「精算がある」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、精算は請求だけでなく、返金の可能性も含みます。
精算の流れ
STEP 1|車の査定
返却時に車を査定し、その時点での価値を算出します。
STEP 2|差額の計算
査定額に、リース期間中にお支払いいただいた距離料金の一部※を合計します。この合計額を、契約時に決めた残存価格と比べます。
※距離料金から、お支払いいただいた総額のうち税金・経費等を差し引いた額
この合計額が契約時に決めた残存価格を上回れば差額を返金、下回れば精算が発生します。
差額が返ってくる可能性がある、というのがオープンエンドの特徴です。車の価値が上がって想定より高く売れれば、その分はお客様に戻ります。精算のないクローズドエンド方式は、請求されない代わりに、高く売れても返金はありません。
エンキロではクローズドエンド方式のリースもご契約可能です(残価保証プラン)。 その場合は差額精算がありません。
そもそも「残価」とは何か
ここまで何度も出てきた残価とは何か? あらためて解説します。
残存価格とは、車両のリース期間満了時における想定下取価格です。
つまり、中古車市場価格などを参考に各リース会社が算定した「◯年後、この車はこれくらいで売れるだろう」という見込み額です。あくまでも見込み額なので、将来の査定額とイコールではありません。そのためオープンエンド精算では実際の満了時査定額との差額精算が必要になります。
カーリースの月額料金は、車両価格から残価を引いた分を支払い回数で割ったものです。
月額 =(車両価格 − 残価)÷ 支払回数 + 諸費用
車両価格の全額ではなく、「使う分」だけを払う。だから購入より月々の支払いを軽くできます。そして、残価を高く設定できればできるほど月額は下がります。
エンキロの残価が高い理由
エンキロの月額基本料金は業界最安水準です。月額基本料金が安いのは、残価を高く設定しているからです。
なぜ残価を高く設定できるのかというと、距離料金があるからです。
一般的なカーリースは、毎月1,000〜1,500kmの走行を想定して料金を組みます。走る前提で計算するので、その分だけ残価は低く見積もられます。
一方、全国のドライバーの毎月の平均走行距離は345km。※
※日本自動車工業会『2025年度乗用車市場動向調査』(2026年3月)
想定と実態が3倍近くずれています。 多く走る前提の料金を、あまり走らない人も払っているということです。
エンキロは契約期間中の走行距離を最小限として計算し、高い残価を設定することで、月額基本料を抑えています。そのうえで、実際に走った分だけを1kmごとの距離料金として毎月お支払いいただく。これが距離払いカーリースです。
| 一般的なカーリース | エンキロ | |
|---|---|---|
| 想定走行距離 | 月1,000〜1,500km | 最小限で計算 |
| 残価 | 低めに設定 | 高めに設定 |
| 月額基本料 | そのぶん高くなる | そのぶん低くなる |
| 走った分 | 月額に織り込み済み | 1kmごとに毎月精算 |
距離料金の仕組みは、満了時の安心にもつながっています。 走った分の対価を毎月払い終えているため、減価償却分を満了時までに適切に払い終えており、「思ったより走ってしまった」分がまとめて請求される構造になっていません。
エンキロは多様なカーライフに柔軟に対応できる、フェアなカーリースです。
よくあるご質問
買取り・返却・再リースは、いつ決めればいいですか。
契約は何年から選べますか。
途中で解約できますか。
返却時、必ず請求が発生しますか。
精算のない契約はできますか。







