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KINTOのメリット・デメリットは? 後悔しやすい人の特徴とエンキロとの比較

KINTOのメリット・デメリットは? 後悔しやすい人の特徴とエンキロとの比較

KINTOは、トヨタ・レクサス・SUBARUの車のサブスク(カーリース)です。

メリットはTOYOTA系ディーラーのメンテナンスとKINTO独自の保険が月額に含まれていること。デメリットは、プランや車種の柔軟性があまりないこと、メンテナンスや保険が充実しているぶん、月額料金が高めになってしまうことです。

 

一ヶ月で400km走った場合、アルファードの月額料金はKINTOで96,580円、エンキロだと47,850円。この違いは何によるものなのか?

   

この記事では、KINTOのメリット・デメリットとサービスの特徴の詳細、距離払いマイカー エンキロとの比較、後悔しやすい人の特徴をまとめました。

走った分だけ払えばいい距離払いカーリース エンキロ

KINTOとは?トヨタ車を中心としたクルマのサブスクリプションサービス

KINTOとは、トヨタ自動車グループが提供する車のサブスクリプションサービス(カーリース)です。

取り扱い車種はトヨタ・レクサスに加えてSUBARUもあります。

   

月額には、以下のものが入っています。

  • 車の代金
  • 税金(自動車税、重量税など)と登録の手続き費用
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • メンテナンス
    (法定点検、オイルや消耗品の交換、故障修理、ロードサービス、点検中の代車。車検は5年・7年契約のみ)

  

プランは「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」2つです。KINTO公式ページによると、契約者の8割以上が初期費用フリープランを選んでいるそうです(2025年の実績)。

 

https://kinto-jp.com/select_plan/

初期費用フリープラン解約金フリープラン
初期費用0円申込金(月額の5か月分ほど)
契約期間3年・5年・7年(レクサス車は3年)3年
ボーナス払い5.5万・11万・16.5万円から選べるなし
途中でやめるとき中途解約金がかかる中途解約金はかからない
契約の延長2年の再契約ができる(SUBARU車を除く)2年の再契約ができる(SUBARU車を除く)

※ボーナス払いは個人契約のみ。1月・7月に月額といっしょに払います。

KINTOのメリット・デメリット

KINTOのメリット:安心できる保険とメンテナンス

他のカーリース事業者と比較して際立ったメリットは、以下の4つです。

  

  1. 任意保険が月額に入っている(年齢・等級に関係なし)
    KINTOの月額には、年齢・等級に影響されない独自の自動車保険が含まれています。
     
  2. 点検・消耗品の交換・故障修理まで月額に入っている
    トヨタ正規販売店でメンテナンスを受けられ、車検や定期点検・消耗品の交換も月額金額に含まれているので、カーライフに不慣れな方も安心です。
     
  3. 全損事故・盗難のときも自己負担なし
    カーリースでは、事故で車が全損すると契約が終わり、解約金を求められることがあります。KINTOでは、全損事故と盗難のときは付帯の保険でまかなわれ、負担はありません。
      
  4. さらに、いつやめても解約金0円のプランがある
    解約金フリープランは、最初に申込金を払うかわりに、いつやめても中途解約金がかかりません。

  5. ディーラーで注文しにくい車種に乗れるケースがある
    ランドクルーザー300など、店頭新規注文が難しい車に比較的早い納期で乗れるケースがあります

https://kinto-jp.com/insurance/

基本のプランに任意保険やメンテナンスが含まれていることと、中途解約ができるプランもあるのが魅力です。

車の手入れを全部任せたい方、途中で解約するかもしれない方におすすめです。

 

KINTOのデメリット:柔軟性が少々乏しい?

しかし、メンテナンスや保険が充実しているということは、月額にその分が乗っているということです。

保険の等級が高い方や、正規ディーラーでのメンテナンスに拘っていない方にとっては、オーバースペックかもしれません。

  

  1. 月額が軽めのプランがない
    後ほど価格比較をしますが、業界の中で「格安」とは言えない金額です。
         
  2. 保険の等級を引き継げず、内容も変えられない
    KINTOの保険は、KINTOが契約している専用の保険です。そのため、長く無事故で等級が高い人は、その割引を使えません(保険会社の「中断制度」で、等級をとっておける場合はある)。
       
  3. 選べる車が限られる

    新車で選べるのは、トヨタ・レクサス・SUBARUの車です。他のメーカーの車も検討したい方はそもそもKINTOは選択肢に入りません。
    また、2026年10月28日時点で、RAV4・ライズ・レクサスNXなどは、Webでの申し込みを止めています。そしてレクサス車は契約期間が3年だけで、意外とトヨタの中でも選択肢が少ない。
    トヨタ車を契約したい場合でも、案外他のリース会社も探した方が乗りたい車が見つかるかもしれません。
      

  4. 月平均1,500kmを超えると、返すときに超過料金発生
    「サブスク」で走り放題なのは「1,500km×利用した月数」までで、1年なら18,000kmです。超えた分は、契約が終わるときにまとめて払います。
    ちなみにこれはKINTOだけのデメリットではなく、一般的な定額カーリースには大抵走行距離制限があります。「定額で安心」と思っていても、追加の支払いが発生することがあるのでご注意ください。
      

 

KINTOとエンキロ:個性の違うカーリース

エンキロはKINTOのデメリットをちょうど解消できる料金設計のサービスです。

一番の特色は、距離料金による「走った分だけ払えばいい」料金システムです。

エンキロは業界最安水準の月額基本料金に1km毎の距離料金を加算していくことで、走った分だけ支払額が増え、走らない月は支払額がグッと安く済むカーリースです。

  

メンテナンスや保険の有無も柔軟に選択できて、KINTO同様のフルスペックの安心を備えることもできますし、支払額を最小限にしたシンプルなプランにすることもできます。

選べる車も豊富で、トヨタ・レクサスはもちろん国産全メーカーと輸入車で130種以上あります。

メンテナンスや保険は柔軟に選択できます。まず、月額基本料金に必ず含まれるものは以下のとおり。

  • 車の代金
  • 税金(自動車税、重量税など)と登録の手続き費用
  • 自賠責保険 
  • 自動車輸送費(自宅までの納車費用)
  • 距離料金計測デバイス費用(本体・取付工賃・通信料)

      

車のことを全部任せたい方は、メンテナンスをつけたり、中途解約金の補償も備えた任意保険をつけることもできます。メンテナンスパックをフルでつけて、エンキロくるまのリース保険にも入れば、KINTOで乗る時とほぼ同等の安心を得られます。

 
【追加できるもの】 
・選べるメンテナンスパック
(車検、6ヶ月点検、12ヶ月点検、エンジンオイル交換、オイルフィルタ交換、ウォッシャー補充液、ブレーキオイル交換、ワイパーゴム交換など)
メンテナンスパックの詳細はこちら
  
・任意保険(エンキロくるまのリース保険)
(車両保険、中途解約金の補償、対人・対物補償、レンタカー費用特約など一般的なリース保険に加えて、飛び石やドアミラー損傷などのプチ補償もあり)

   

KINTOとエンキロ、二つの違いを表にしました

KINTOエンキロ
月額の決まり方全部込みの定額月額基本料金+走った分の距離料金
乗らない月同じ額距離料金が発生しない分安くなる
走行距離月平均1,500kmまで。超えた分は返すときに精算上限はなく、超過料金もない
任意保険月額に入っている(年齢・等級に関係なし)自分で選ぶ(自分で契約するか、現在お持ちの保険を使うか、エンキロくるまのリース保険を付ける)
メンテナンス月額に入っている月額基本料金には入っておらず、契約期間5年以降はメンテナンスパックを追加できる。3年未満は新車保証があるのでメンテナンスをつける必要なし。
途中でやめるとき初期費用フリープランは中途解約金あり。解約金フリープランなら支払い0円(ただしリース5ヶ月分の申込金が必要)自己都合での解約は解約金支払いあり。エンキロくるまのリース保険をつけた場合は、全損事故や盗難の場合は解約金補償あり。
選べる車トヨタ・レクサス・SUBARU国産車(レクサスを含む)と輸入車130車種以上
返すときの精算クローズドエンド。傷・汚れと、走行距離制限を超えた分だけ精算オープンエンド。満了時の車の価値(査定額)と残価を比べて精算

KINTOはクローズドエンド・エンキロはオープンエンド

エンキロとKINTOでは、「車を返却するときの精算方法」も異なります。

  

・エンキロ:オープンエンドリース
 残価設定を契約時に提示したうえで、契約満了時に車両を査定。車両の価値+支払った距離料金(の一部)が設定残価を上回れば返金、下回れば精算となります。
 

・KINTO:クローズドエンドリース 
 設定残価を公開せず、決まった月額を払い切れば将来車両の価値がどうなっていても精算は発生しません(傷などがついた場合はその分の精算は発生します)

    

クローズドレンドリースに比べて、オープンエンドリースは残価を高く設定して月額を安く抑えられることが多いです。しかし契約満了時に車両の価値(リセールバリュー)が想定よりも下がってしまうと、追加請求が発生します。 

そうした中古車市場の変動リスクをどうしても避けたい方は割高でもクローズドエンドリースを選び(KINTO向き)、リスクを織り込んだ上で月額の安さをとりたい方は、オープンエンドリースを選ぶといいでしょう(エンキロ向き)。

  

※エンキロではKINTOと同様のクローズドエンドリースのプランもご用意しています(残価保証プラン)

必ずしもオープンエンドリースで精算が発生するわけではなく、契約満了時に車の価値が高ければ返金もあり得ます。

契約満了時に車の価値が下がりにくいリセールバリューの安定した車に乗るのが、リスクを回避しつつお得な金額でリースする一番の方法です。

KINTO VS エンキロ 同じ車で月額を比べる

KINTOは中途解約金補償のない初期費用フリープラン、エンキロは基本パック(税金・法定費用・登録諸費用だけを含む)のスタンダードプランです。どちらもボーナス払いなし・頭金なしで試算しました。

 

月額基本料金は圧倒的にエンキロが安いのですが、エンキロは走行距離に応じて支払額が変わるので、どのくらい多く走るとKINTOの月額を追い越すのかも記載しました。

※エンキロの基本パックにはメンテナンスが含まれていませんが、そもそも3年未満は新車保証があるのリース会社でメンテナンスパックをつける必要がありません

KINTO(初期費用フリープラン)エンキロ(基本パック・スタンダードプラン)KINTOよりエンキロが高くなる走行距離のライン
ハリアー G(ハイブリッド・2WD)・3年79,860円月額基本料金:47,180円
距離料金:21円
走行1,556kmまでエンキロの方が安い
アルファード Z 2WD ・3年96,580円月額基本料金:38,250円
距離料金:24円
走行2,430kmまでエンキロの方が安い
レクサス RX350 "version L" 2WD・3年130,900円月額基本料金:50,290円
距離料金:24円
走行3,358kmまでエンキロの方が安い

※2026年10月時点・税込。

月額基本料金だけを比べると、ハリアーは32,680円、アルファードは58,330円、RXは80,610円エンキロの方が安いです。

仮に月間400km走ったとしても、月々の支払額はエンキロの方がまだかなり安く、ハリアーは24,280円、アルファードは48,730円、RXは71,010円の差額が発生します。

   

ただ、エンキロには任意保険が含まれていないので、自分で入るかエンキロくるまのリース保険に入る必要があります。(※商談時にご案内しています)
 
  

車の任意保険はどのくらいの金額になるのか? 任意保険に別で入るなら、結果的にKINTOの方がお得になるのでは?という点が気になりますね。

「エンキロくるまのリース保険」は加入者の条件によって金額が変わるので一概には言えませんが、筆者がネットで簡易見積もりができる保険(https://www.sompo-direct.co.jp/otona/)で「ハリアー G HEV」の保険金額を試算したところ、以下の結果になりました。

おとなの自動車保険

試算条件:1984年生まれ・ゴールド免許・車は日常レジャー使い・補償範囲は配偶者と別居の未婚の子供まで・補償開始日は令和9年1月1日・セカンドカー割引なし・車両補償フルカバー・ロードアシスタンス特約

  

6S等級:年間 111,250円 =1ヶ月 9,270円

対人・対物・車両保険もフルカバーでつけて、補償範囲に家族も含んでいるので、ほぼKINTOの保険に入っているのと同じ安心を得られて上記の価格です。

筆者は自動車保険に入っていなかったので6S等級で最も低く、保険料は高くなっています。等級が高い人はもっと金額が安くなります。

   

また、KINTOの保険は家族や友人が運転しても、何歳の人が運転しても補償されますが、裏を返すとひとりで乗る人や長く無事故で等級が高い人も同じ金額の契約になってしまうということです。運転者が一人しかいない場合や、等級が高い場合は割高になってしまうと言えるでしょう。

  

エンキロくるまのリース保険なら「運転する人を本人だけにする」「年齢の条件を35歳以上にする」といった絞り込み条件が保険料に反映されます。

KINTOとエンキロ、後悔しやすいのはどっち?

KINTOもエンキロもそれぞれのメリット・デメリットがあります。お金を多めに支払ってメンテナンスや補償がたっぷりのKINTOに入っておくか、エンキロで自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズするか。

   

どちらの方が後悔が起きやすいかは、走る距離・保険・手放す時期で変わります。

こんな人KINTOエンキロ後悔しにくい選択は?
週末利用中心で、走行距離が少ない乗らなくても月額は同じだから、払いすぎているかも乗らない月は月額基本料金だけエンキロ
毎日長く走り、月1,600kmを超えそう超過分だけを返すときにまとめて払う距離料金が積み上がるが、1,600km程度なら大きな金額にならず、KINTOより安い(4章参照)エンキロ
若い、はじめて保険に入る、免許を取ったばかりの家族も運転するKINTOの保険は年齢・等級に関係ないから、等級が高い人と同等の条件で入れる任意保険で条件を適切に選べば安心。保険料を足してもトータルの支払いは安く抑えられることが多いエンキロ
長く無事故で、保険の等級が高い等級の割引を使えないいまの保険を使えるエンキロ
数年のうちに手放すかもしれない初期費用フリープランは中途解約金(解約金フリープランなら0円)自己都合での解約は解約金支払いあり。保険をつけた場合は、全損事故や盗難時の解約金補償あり。KINTO(解約金フリープラン)

迷ったら、この2つを確かめる

  1. 月に何km走っているか、オドメーターを見てここ数か月の平均を出す
  2. 乗りたい車の保険料の見積もりを出す

   

走る距離から月額の差を出し、保険料やメンテナンスの合計がその差より小さければ、エンキロのほうが月の支払いは軽くなります。大きければ、KINTOの「全部込み」が合っています。

初めて車に乗る方は、まずお好きな車を選んでエンキロの仮審査に申し込み、カーライフプランナーに「エンキロくるまのリース保険」をつけた場合の金額を確認ください。それからKINTOの金額と検討しても遅くありません。

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