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補助金終了間近!テスラの価格・維持費・リセール 意外と普通に乗れそう? @愛車探しの旅

補助金終了間近!テスラの価格・維持費・リセール 意外と普通に乗れそう? @愛車探しの旅

首都圏在住デザイナーの筆者が「初の愛車」を探す試乗記録。第一回目はテスラです。

エンキロでは現時点でテスラの取り扱いがないのですが、交渉することは可能なので、距離払いのカーリースで手軽に乗りたい方はお問い合わせください。

  

テスラというと、正直「お金持ちの新しいおもちゃ」くらいの距離感で遠目に見ていましたが、いい意味で「ふつう」に使えそうな車でした。運転の常識を覆す機能が満載ですが、見た目も装備も思ったよりもずっとシンプル。そして買い方も非常にシンプルです。

補助金分を頭金として充当すれば、実質の負担は最安で400万円台前半!

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まず先に大事な話!CEV補助金127万円は終了間近

国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)は2/1まで届出受付となっていますが、予算がなくなった時点で終わる制度です。申請は先着順に受け付けられ、予算額に達した日の前日(営業日)をもって申請受付は終了となります。その終了見込みが公表されました。

「終了見込み時期:令和8年12月上旬~12月下旬目処」

出典:一般社団法人次世代自動車振興センター「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(車両)申請受付終了見込み時期について」(令和8年10月9日公表)/経済産業省「令和7年度補正予算 クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」

この記事を書いている2026年10月の時点で、残りは2か月前後ということになります。終了見込み時期については、今後の申請状況により前後する可能性があるので、早まることもあります。テスラ公式サイトにも「本補助金制度は予算がなくなり次第終了となります」と書かれています。

 

申請できるのは「注文した時」ではなく「登録した時」

申請できるのは登録(納車)から1か月以内です。つまり「注文する」→「車両登録が終わる」→「申請書が事務局に届く」期間を計算する必要があります。テスラの納期は大体2ヶ月なので、10月中に注文しないと間に合わないかもしれません。テスラのCEV補助金は127万円。これを逃すのは勿体無いので、検討はお早めに。

  

※ちなみに、EVの処分制限期間は4年です。補助金を受け取った方が4年未満で車を手放してしまうと、補助金の一部を返さなくてはいけなくなります。それはリースでも同様なので(補助金は使用者申請)、3年のリース契約をしたい方はご注意ください。

モールの一階に、ふつうに置いてあるテスラ

テスラの試乗はまずネットで予約して、最寄りのショールームに行きます。

 

テスラのショールームは意外にもイオンやららぽーとなどショッピングモールの1Fにあることが多く、携帯ショップのような雰囲気でさりげなく佇んでます。スタイリッシュそうだから緊張するなあと思っていましたが、ヨレヨレの部屋着で入れる雰囲気です。

     

スタッフの方曰く、多くの人の暮らしに役立つ車であるということを意識的にアピールしているそうです。かといって安売りアピールをしたいのではなく、いいものを必要な方々にきちんと届けたい、という言い方をされていたのが印象に残っています。

  

車はショッピングモールの地下駐車場に、買い物のお客様の車と並んで置かれていました。試乗中にコーンを置き忘れて、お客様に間違えて停められてしまったというほっこりエピソードも披露してくれました。

  

コンパクトなモデル3でも、横幅1,850mmでアルファードと同じ大きさです。トランクは音響を上に積んでいるため容量少なめですが、エンジンがないのでボンネットの下も収納として使えます。試乗車は白いシートがとてもおしゃれでした(追加料金かかります)。

操作盤は、大きなタブレットが一枚だけ

運転席に座って驚いたのは「ボタンがない」ということでした。メーターもシフトレバーもなく、あるのはiPadくらいの大きさのタブレットが一枚だけです。

ブレーキを踏みながら車のマークを上にスワイプするだけでドライブモードになります。ナビはgoogleマップ。空調も画面の中で、吹き出しの向きまで指で動かせます。直感的に操作できるグラフィカルなUIがとても便利で面白い。

普段スマホを触っている人ならすぐに操作に慣れると思います。

  

しかもアップデートがあれば随時更新されるので、常に最新のUIUXに保たれます。そこもスマホと同じ感覚ですね。

ガラスルーフ、好きな色にできるイルミネーション、リッチな音響

乗った瞬間好きになったのは、車内をぐるりと囲む光のライトです。ウィンドウの下あたりに細いライトが仕込んであって、タブレットで好きな色に変えられます。気分によって青にしたりピンクにしたり、乗せた人の好みの色を聞いたり、ゲストを乗せた瞬間にこのイルミネーションだけで五分くらい盛り上がれそうです。

  

よく知らない人を送り迎えする時とか、気まずい関係の人を乗せる時とか、車が勝手にアイスブレイクしてくれるでしょう。社用車・送迎車にもいいかもしれません。

     

標準でガラスルーフがついているので、後部座席に座った時の開放感も格別です。ルーフがついた車に乗ったことがなかったので、その魅力を初めて知りました。「嵐の時はどうなるんですかね?」と聞いたら「とても面白いですよ」と答えてくれました……。

  

音響もとてもリッチでした。電気自動車だからもともと静かな上に、高級車と同じ2枚合わせガラスで外の雑音を大幅にシャットアウトしてくれるので、音楽に没入できます。試乗車には後席にもタブレットが設置されていたので(※グレード・年式によっては無いものもある)、後席の方は映画鑑賞もできそうです。

  

単なる移動手段というより、後ろに人を乗せて「いいでしょ」って言いたい車ですね。

走ってみたら、いい意味で普通だった

テスラはブレーキぺダルを踏まなくても、アクセルから足を離すと自然に減速します。回生ブレーキと呼ばれるもので、ブレーキに余計な負担をかけず、電力消費を節約することができます。すぐに慣れて、ブレーキペダルをほとんど踏まなくなりました。

   

加速したいときはアクセルを踏み続ければきちんと加速します。加速の出方も唐突ではなく滑らかで、国産のハイブリッド車に乗っている時とほぼ変わらない。いい意味でとても普通です。いい意味で新鮮な感覚は特にない。

電気自動車を運転するのは初めてでしたが、テスラを運転している……というドキドキは2分で消え、まったり車窓を眺める余裕が出ます。

     

EVは雪山で乗れないイメージがあったんですが、「雪山いけるんですか?」と聞くと「チェーン履かせれば全然いけます」とのこと。ノルウェーではSUVのモデルYが売れているそうです。

カメラ8台で「AIの目で見る」運転支援システム

テスラは、レーダーではなくカメラで人間の目と同じように周囲を見ているそうです。公式サイトによれば、8台のカメラで360度の視界を確保しています。フロントガラスの上部に三台、左右の前方・後方を見るサイドカメラ、そしてリアカメラという構成。いちばん遠くを見るナロー フォワードカメラで250m、メイン フォワードカメラが150m、リアフェーシング サイドカメラが100m。

 
その映像をAIが解析して、随時タブレットに3DCGで表示しています。常時映像を読ませて3DCGを生成していたら推論の量が半端ないことになりそうですが、いったいどうなってるのか……。

   

テスラの公式サイトを見てみたところ、まずカメラごとのネットワークが生の画像を解析して、セマンティックセグメンテーション(何が写っているかの領域分け)、物体検出、単眼深度推定を行う。そのうえで鳥瞰図(BEV)のネットワークが、その8台ぶんの映像をまとめてから道路構造・静的インフラ・3Dオブジェクトをトップダウンで出力する、とあります。

   

つまりざっくり言うと、3DCGはカメラの映像をつなぎ合わせて作られているのではなく、カメラが撮った映像をAIが見て、「左の2メートル先にワゴン、向きはこっち」「右の車線にバイク」というふうに、言葉のリストのようなものに変換して、作り置きの3DCGをそれっぽく並べたもののようです。なので、よくよく見ると車の形は現実と少し違いますし、周辺の建物も描かれない。

    

通常のカーナビの立体地図は、あらかじめ現実の街を測量したデータが機械の中に入っていて、ナビの仕事は「自分が今どこにいるか」を割り出してそこに置いていきます。一方、テスラは街のデータは持っておらず、その瞬間にカメラが見つけられたものだけを描いている。現実に似ているけれど、現実ではない。 

オーナーズマニュアルにも「車両の存在をタッチスクリーンで判断しないでください」「周囲の交通状況を表示しますが、車両によっては表示されない対象もあります」と書かれています。

あとから賢くなる車

車は常に通信につながっています。テスラ公式サイトによれば、スタンダードコネクティビティは納車日または使用開始日のいずれか早いほうから8年間、追加費用なしで使えるそうです。より高機能なプレミアムコネクティビティは月額1,990円です。そして接続の種類にかかわらず、すべての車両が無線でソフトウェアアップデートを受け取ります。世界中のドライバーから学習したことをAIが学習し、世界中のテスラがどんどん運転が上手くなっていくそうです。(ただし日本では、より高度なFull Self-Driving(Supervised)はまだ提供されていません)

  

車というより、AIを使った新しい移動手段という感じですね。ちなみにテスラのページには車の自動運転アルゴリズムと、二足歩行のヒューマノイドロボット「Teslaオプティマス」の説明が一緒に並んでいます。ロボットを作るためのAIがそのまま車に使われていると考えると、ちょっとワクワクしますね。

※公式サイトには「現在の機能はドライバー自身が車を監視する必要や責任があり、完全オートパイロットではありません」と明記されています。手放しで走る車ではありません。

価格は、補助金を差し引くと400万円台前半

だいぶ欲しくなってきましたが、いったいいくらするのか……。車両価格と、CEV補助金127万円を差し引いた金額は以下のとおりです。

モデル車両価格補助金を差し引いた額
Model 3 Premium RWD

5,313,000円

4,043,000円

Model 3 Premium Long Range AWD

6,219,000円

4,949,000円

Model 3 Performance

7,259,000円

5,989,000円

Model Y Premium RWD

5,587,000円

4,317,000円

Model Y Premium Long Range AWD

6,476,000円

5,206,000円

Model Y L

7,490,000円

6,220,000円

出典:テスラ公式サイト「電気自動車の補助金・優遇制度」(2026年10月11日確認)。車両本体価格のみで、登録諸費用・オプション・保険は含みません。

モデル3の一番安いモデルなら、補助金を引けば400万円台前半。国産ハイブリッドの上級グレードと同等の価格帯です。

  

テスラは値引き交渉がありません。公式が扱うリースや残価設定型クレジットもなく、支払い方法は現金かローンだけ。注文も支払いのシミュレーションも、サイトの中で完結します。

金利は現在2.9%くらい、来年からは3%を超えそう、という説明を店頭で受けました。過去のリリースを見ていると、期間限定の金利キャンペーンが時々発表されていて、2026年1月には「0%特別金利キャンペーン」がありました。

 

モデル3 Premium RWD(5,313,000円)を、補助金相当の127万円を頭金にして、残り4,043,000円を5年60回で組む想定でシミュレーションしてみました。

実質年率月々の支払い総支払額うち利息
0%(キャンペーン時)

約67,400円

約404万円

0円

2.9%

約72,500円

約435万円

約31万円

3.5%

約73,500円

約441万円

約37万円

10年ローンにすると月々の支払いを4万円台前半まで抑えることができますが(据置率0%でテスラ公式サイトで試算)、利息を考えるとローン期間は5年程度に抑えたいものです。

   

もしCEV補助金のリミットを逃した場合、頭金を0円、据置率も0%にして車両価格を5年間で払い切ると月々の支払いは10万円程度です。毎月10万はなかなか大変。

  

2027年度の補助金は出る?

補助金は、毎年春に国会で審議されたのちに決定します。

2027年度も補助金があるかどうかは誰にも分かりませんが、もし2026年度の補助金を逃してしまったら、買うのは数ヶ月見送って、来年の5月くらいから補助金の情報をチェックすると良いかもしれません。

テスラのリセールは悪いのか?

据置率をどのくらいのパーセンテージで置けるのかも、支払額を考える上では重要です。

結論から言うと、テスラは現時点では下取り価格の高さを期待して買う車ではありません。店頭では、5年以上乗ったら30〜40万程度だろう……と聞きました(乗り方によってここは大きく変動すると思いますが)

 

テスラは国産の人気車種のような高いリセールバリューは期待できず、残価を高くつけて安い月額支払いで乗るようなことはできません。

    

中古車買取のガリバーは、直近6か月の査定・買取実績から車種ごとのリセールバリューを発表していますが、モデル3は「申し訳ございません。過去6ヶ月間のリセールバリューデータは見つかりませんでした。」と表示されます(2026年10月時点)。

それだけマイナーな取引だということです。テスラのユーザーが一気に増えれば、買い替え時の5年後、10年後にリセールバリューがもう少し高くつく可能性はなきにしもあらずですが、考慮しないでおくのが現実的です。

   

そもそも日本においてEVのリセールバリューは全体的に低く、その理由はこの記事で詳しく解説しています。

車検や電気代など、維持費はガソリン車より安くできる?

テスラはエコカー減税などの恩恵をフルに受けられるため、自動車重量税が免税になり、さらに東京都など自治体によっては自動車税も大きく減税(課税免除)されます。

一般的なガソリン車テスラ(EV)
自動車重量税(初回車検時)車重に応じて約2万〜4万円前後免税(0円) ※初回継続検査時も免税対象
自動車税(種別割)毎年約3万〜5万円前後(排気量別)東京都なら新車登録+翌年から5年度分免税(他道府県でもグリーン化特例等あり)
定期オイル交換年1〜2回(毎回5,000円〜1.5万円程度)不要(0円)(エンジンがないため)
ブレーキパッド摩耗走行距離に応じて定期交換長寿命(回生ブレーキメインのため減りにくい)

特に東京都にお住まいの場合、最大6年分の自動車税が実質ゼロになるため、数年間乗り続けるだけでも数十万円規模の税負担差が生まれます。また、車検時の法定費用も「自賠責保険料+印紙代(約2万円前後)」だけで済むため、税金面の軽さは際立っています。

  

ただし、車検や定期点検をテスラ直営のサービスセンターに依頼する場合、近所の格安車検チェーン店と比べると工賃は高めになる可能性が高いです。

充電代はガソリン車と比べてどう?

ガソリン価格によって比較する数字が変わるので確実には言えませんが、かなり低く抑えられるだろう、とのことでした。

専用急速充電器「スーパーチャージャー(SC)」を利用した場合、1回の充電で約3,000円(航続距離350〜500km程度)。燃費の良いハイブリッド車のガソリン代と同等か、やや安く抑えられる水準ですね。自宅充電がメインならさらに割安になります。

   

ただしスーパーチャージャーの利用時には以下の注意点があります。

  • ダイナミック料金制:設置場所や利用時間帯によって単価が変動します(車内ナビ画面で確認可能)。
  • 充電完了後の放置は厳禁:充電が終わっても車を放置すると、超過時間料金が発生します。
    • ステーション内の充電スポットが半数以上使用されており、充電完了後5分以内に移動しなかった場合に発生:1分50円/満車時は1分100円
    • ※充電完了後、5分以内に車を移動させれば課金されません。

          

ガソリン給油のように数分で満タンとはいかないため(通常20〜30分以上かかる)、休憩や買い物と組み合わせた計画的な利用がポイントになります。

自宅充電ができるなら、費用面でも利便性でもかなり有利。それができないなら、ズボラさんは少々要注意だなと思いました。

テスラは今買うべき?

補助金に間に合わせたい方は、いますぐテスラ公式サイトでポチッと買ってしまうのが確実です。   

  

テスラは5万円のデポジットを払えば、納車直前までキャンセルできるので、途中でやめたくなっても安心です。この、購入しやすさとキャンセルしやすさは、他の車にはないユニークなところです。ネットでスマホを買うように、車をポチッと買える。しかし、キャンセルすれば5万円は戻ってきません。

500万という数字をみると5万が安く感じますが、5万も大事。

    

私は……他の車を試してから考えます。また別の補助金が出るかもしれないし、テスラが大幅値下げor廉価版を発売する可能性もなきにしもあらず。

         

ちなみに、エンキロでは現時点でテスラの取り扱いがないのですが、交渉することは可能です(確約はできません)。まずはお問い合わせください。

   

エンキロの料金体系についてはこちらをご覧ください。走行距離が少ない方がお得に車に乗れる、距離払いのカーリースです。車には休日しか乗らない、近所でしか乗らない、将来のライフスタイルが予測できないから長期ローンを組むのは躊躇する、そんな方におすすめです。

他のメーカーや車種についても、エンキロHPで取り扱いがなくても交渉可能なので、ぜひご相談ください!

 

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